フリットは本当にアスノ家の人間か?

【遺伝性から見る謎】
 アスノ家の子供は二代続けて母方の
 特徴が強く現れており、例外は
 フリットのみだ。たまたま未登場の
 父親の特徴が出ただけなのか。

【Xラウンダー適性の謎】
 火星圏では部隊規模で運用できるほど
 Xラウンダーが存在するが、方や地球圏
 では適性検査が出来るもののAG160年代
 になってもほとんど居ないような状態だ。
 (民間人でユリンがいたくらい)

 しかしなぜかアスノ家はフリットとキオ
 が該当する。能力者の出現頻度では圧倒
 的に火星側が多い、そんな中で地球側は
 妙にアスノ家へ偏っている。

【イゼルカントの試練】
 地球種を試していると語ったが、彼が80年
 ほど前に地球圏を調査した段階で連邦の
 技術衰退は確認できていたはずだ。

 そもそも抵抗の術を持っていない。頑張
 って用意したのもジェノアスが限界で、
 それ以上はフリットによる軍事技術の
 ブレイクスルーを待つばかりだった。

 アセム編でAGEシステムの奪取または
 破壊を命じたのに、いつの間にか放置して
 おり、フリットにAGE3を作らせる猶予を
 与えた。

 あとキオがイゼルカントの息子に似ている
 の気になる。

【そんなわけで】
 フリット・アスノはそもそもアスノ家の
 人間ではなく、イゼルカントの手によって
 送り込まれたバランサーだったのではない
 だろうか。という考えに行き着いた。

 地球圏で戦争を起こそうにも連邦には
 その術が無く、このままでは戦争が成立
 しない。だからどこかで手助けをする
 必要がある。

 コロニー「エンジェル」を破壊して連邦政府
 再軍備を決意させ、また地球圏に紛争の火種
 をばら撒き軍事技術の蓄積を始めさせる。

 軍拡への下地を整えた後、MS鍛冶屋として
 プログラムした「フリット・アスノ」を
 オーヴァン襲撃に合わせて地球圏へ送り込む。
 当然本人はそんなことを知らない。
 本物のアスノ家はこの時点で全滅。唯一の
 生存者としてフリットを救助させる。

 彼は遺伝子操作で常人を凌ぐ知力・体力と
 Xラウンダーとしての能力を与えられ、母を
 殺されたという偽の記憶を刷り込まれて
 ヴェイガンに対する憎しみを抱き、AGEデバイス
 に残されたデータから救世主ガンダムを作り、
 人類を救う使命感に駆られるように設計されて
 いるのだ。
  ※フリットのDNAはイゼルカントの一人息子が元
  ※AGEデバイスも火星圏から持ち込まれたもので、
   中にはEXA-DBのデータをほんの少し入れてあり
   適度に連邦の技術底上げを狙ってある。

 彼が予定通り活動した結果、連邦軍はヴェイガンと
 対等に戦えるようになり。イゼルカントの望んだ結果
 となった。

 …とかだったら恐ろしい展開だな。

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 第37話 ヴェイガンの内情とイゼルカントの考え
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