国家派閥ザラムとエウバの所有するMSについて

※どうして国家派閥のMS戦はあのような描写になったのか?これをアニメを元に考察した時のログ
※マッドーナのとこにあったのであんまりここで書いた事は違う模様。
※12月放送までを見るに、予想とはだいぶ違うっぽい。

・機体の開発経緯について
 両陣営の外観に大きな違いは無く、頭部センサーのモノアイも同等品に見える事から
 同じ民生品を素体に利用し、自前で用意した外装を取り付けただけの旧大戦時代の
 レプリカMSと思われる。

 対MSを想定したため、ベース機より装甲が厚く全重が大幅に増えて運動性の低下を
 招いている。さらに本来の用途外である対MS戦を行うため、オートバランサーに
 よる補正が追いつかず転倒もしやすい。

・装備
 射撃武装として原始的なガス圧駆動の自動小銃をMSサイズにアップスケールしたもの
 を用意。銀の杯条約によって、兵器開発に転用できる化学プラント、シミュレーション用
 コンピュータ、大型汎用工作機械などの調達は困難なことや、銃器開発に必要な各種学問
 のノウハウ喪失により銃自体の性能や品質は低い。現在の形になるまでは長い歳月が流れ
 たと思われる。もしかすると数十年前はマスケット銃型のライフルを二機一組(射撃+装填係)
 で運用してたかも…。
 追記:銃身も滑空砲なのか、それともライフリングがあるか?その加工精度は?
     弾種もただのライフル弾なのかAPFSDS弾か気になる

 機体自体の管制OSも独自開発は出来ないため、ベース機の作業用OSで運用している。
 このため銃器のまともな射撃管制装置は無く、行進間射撃や偏差射撃は不可能に近いため
 当てるためには動かずしっかりと機体正面に構えて発砲する必要がある。
 追記:OS改造はプロテクトの突破が壁としてある

 劇中デスぺラードが奪ったマシンガンを扱えた事から、銃自体にIFF認証による盗難
 防止装置は無い模様。恐らくジェノアスでも構えて引金さえ引けたら扱えると思われる。

 一部の機体が手投げ弾を装備していたが、バズーカの類は見受けなかった。
 これは弾頭のロケットモーターの開発が無理だったか、推進剤や炸薬の調達に問題が
 あったためと思われる。

・備考
 個人的なイメージは現代の紛争地帯で多用されるテクニカルのAGE版

 MS開発製造は民生品用の名目で連邦政府認可のMS鍛冶屋に一元化、兵器開発能力は
 表向き連邦政府のみが管理・保有している。UEに通用しないとは言え、民間では
 開発・運用が困難なビーム兵器を独占している点は、反連邦を掲げる過激派が出現した
 ときの対抗手段として絶対的なアドバンテージと思われる。