ヴェイガンのコードとEXA-DBサブユニットに関連はあるのか

追憶のシドにある謎といえばEXA-DBの所在を記したコードの存在であり、
それが連邦とヴェイガンに分散していた点だ。アニメや漫画が一通り終
わり、これについて考えてみたが。ヴェイガンが持っていたコードは
イゼルカントの手に入れたEXA-DBサブユニットに由来するものなのかも
しれない。

漫画ではメインサーバーであるEXA-DBにハッキングの痕跡があったという。
しかしAG80年年代の科学技術を凌駕するであろう旧時代の産物にハッキング
を仕掛けるのは並大抵の事ではないだろう。それに護衛のシドという存在も
あり、直接A310へ出向いて接触するのは基本的に不可能と見るのが妥当だ。
(漫画の描写から、もしイゼルカントが侵入していればレウナは起きるはず)

そのような状況をから考えると、こういう流れだったのかもしれない。

出来事
1 イゼルカントが地球圏調査のために拠点を探している際、とある
小惑星で偶然サブユニットを確保する。
2 サブユニットを解析した結果、そこへ収められたメモリーの価値を知る。
3 さらに解析を進め、EXA-DB本体の存在を知る。
3 サブユニットを経由してメインへアクセスを試みる。
一時的に成功して一部のデータを引き出すも
メイン側が異常を検知して回線を遮断。
4 イゼルカントは引き出せた情報を元に軍を組織する。また残された
アクセスデータを元にメインの直接確保を試みる。この時の情報が
後にコードと呼ばれる存在になる。
5 ビシディアンがヴェイガンの捜索隊からコードを奪い、ラクトに解読を依頼する。

 ※A310とアニメの小惑星は外観や内部構造等から考えると別物と思える。
 ※ウィービックが操作装置に触れた際にレウナのコールドスリープ
  解除されていた。イゼルカントがA310へ出向いてハッキングするなら
  同様の事が起きていたはず。起きていた様子が無い事からあそこへ行
  ったとは考えにくい。またシドの妨害を突破する事も無理だろう。
 ※劇中描写から見る限り、イゼルカントはシドの妨害にあっていない
  ようだ。サブユニットの護衛にいたシドは故障か、不慮の事故で失
  われたのかも。
 ※この仮説でも連邦側にコードがあり、アングラッゾが保有していた
  理由は分らない。
 ※コードはそれ一つでは場所を特定できないようだ。漫画では二つを
  合わせることで初めて詳細な位置を特定していた。
 ※サブユニットの外観は不明だが、物理サーバーの一種と推測される。
  旧時代のデータを何の下準備も無く火星のコンピューターへダウン
  ロードするのは技術的に問題があるだろう。たぶん物理サーバーごと
  火星へ持ち帰り、AGEデバイスのように外部装置などからアクセスして
  データを引き出していたかもしれない。

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