アデル・タイタス装備について考える

【用途限定激レア装備】
 劇中描写を見ると連邦軍に正式採用
 されたタイタスは重火器(ビーム砲)が
 扱えない場面での使用に限定されている
 感じだ。

 第24話のソロンシティでのテクノソロン社
 強制捜査で初登場となったが、この回では
 ビームスパイクやビームリングを発動させ
 なかった。ジェネレーター出力が低くて
 使用不可能だったとは思えないので、あの
 工場で不用意にヴェイガン側のMSを自爆に
 追い込んで可燃物や爆薬等に引火するの
 を恐れたのだろう。なので格闘戦で相手を
 ねじ伏せるか、もしくは打撃によって
 パイロットを気絶させるソフトキルが
 狙いだっと推測される。
 ※オブライトは一度発砲したけどね
 ※のちに工場は自爆した。

【キオ編で再登場】
 第33話のロストロウラン防衛線でフライト
 ユニットに搭乗したアデルがタイタス装備
 だった。しかし空の上で格闘戦専用装備、
 一体何をするつもりだったのか…。

 数が足りないのでとりあえず囮だったの
 だろうか?個人的にはこのアデル。実は
 対艦攻撃機じゃないだろうか?と考えている。

 原型機のAGE1タイタスはアンバット戦で
 ビームフィールドを機体にまとって体当
 たりを行っていた。もしかすると量産型でも
 これをやって、ヴェイガンの戦闘艦に直接
 殴り込みするつもりだったのではないだろうか?

 アルグレアス総司令は地対空部隊に敵艦への
 攻撃を指示したが、どうも撃沈できた艦が
 見えなかった。もともと敵艦は巨大で動きも
 鈍い、これは格好の的になるのは容易に想像
 できる。なのでヴェイガンの戦闘艦はアセム
 編の頃に比べ対ビーム防御力が向上しており、
 既存の連邦製対空砲火(ビーム)では効果的な
 ダメージが与えられなかった可能性がある。

 なのであえて直接攻撃を仕掛ける事が可能な
 タイタス装備が引っ張り出された。
 きっとあの機体のパイロットはタイタスで
 殴り込みにいったのだろう…。

【備考】
 なおアセム編でガフランと力比べをしてパッと
 しなかったが、もともとヴェイガンのMSはジラ
 二体に組み付かれても楽に振りほどけるくらい
 パワーがあるのでアデル側が苦戦するのは仕方ない
 (確かジラは一体につき30tオーバーだったはず
  なので、これに対応できるガフランはかなりの力持ち)

【関連記事】
 ガンダムAGE1開発計画とその後
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 ウェアシステムが抱える重大な欠陥とアデルMk2の開発経緯
 http://d.hatena.ne.jp/UN64_RGB/20130122/1358874006