コロニー国家戦争について考える

【1】
 あまり本編では描写されない部分だが
 これから先出ることはあるのだろうか?

 キオ編第三話でちらっと北米と南米付近の
 地図が出たが、結構海岸線が変わっていた
 ので戦争の傷跡か、それとも地殻変動でも
 あったのか。フリット編のOPでは地上に
 大質量の何かが突き刺さっているなど、荒廃
 した世界だったのは間違いない。

 そしてわざわざコロニー国家戦争があったと
 言われるほど、人類の生活圏は宇宙が主軸
 だった。フリット編で呼称がちらっと出た
 銀の杯条約、アセム編OPではビーム砲を搭載した
 艦艇や貨物船が火星へ行く絵があった。

 ここからちょっと旧世紀のことを考えてみる。

【2】
 ザラム同盟、エウバ連合など地球圏を二分する
 勢力が幾度となく戦争を繰り返すなか、地球の
 環境破壊が悪化。地上は人間の住めない状態に
 陥り、否応なくコロニー移住が加速。宇宙空間に
 浮かぶシリンダーは事実上ノアの箱舟となった。

 コロニー国家による限られた資源を巡る争いが
 激化、戦乱の果てに諸種の問題を解決すべく
 地球連邦政府発足。過剰人口・資源枯渇問題への
 対処として火星移住計画「マーズバースデイ」始動。

 地球圏に渦巻く不満を早く解消させたい、成果・実績
 が示せず焦った政府は実地調査を最小限で済ませ先行
 移住を開始させる。

 しかしマーズレイによる問題から火星移住は頓挫。
 この先の対応を巡って加盟国の離反が相次ぎ、連邦体制
 は崩壊。後に最後のコロニー国家戦争が勃発する。

 戦後に改めて連邦体制が復活するが、戦争を未然に防ぐため
 「銀の杯条約」を締結させ軍備解体を行い。過剰人口や資源
 問題については惑星間移住は諦め、自然環境が回復しつつある
 地球への再入植で対応する事になる。これらの実施にあわせ
 暦をAGに改暦。

 この流れの中、連邦体制を信用できない者が武器を隠し
 持ったり、積み重ねてきた莫大なテクノロジー保護のために
 EXA-DBをこっそり作ったりした。

 とかそんな感じなんだろうか

 ※地球圏に点在する暗礁宙域は資源衛星の成れの果てであり、
  コロニー国家が奪い合った結果、プラズマ粒子爆弾で爆破
  された跡。

【3】
 今明かされている情報を見ていると、なんとなく連邦は火星移住
 失敗をきっかけに一度崩壊していて。旧連邦と新連邦で断絶が
 あるのではないだろうか?と思う。イメージとしては国際連盟
 国際連合みたいな感じかな

 実際はどうだろうね。

【関連記事】
 銀の杯条約と兵器復活について
 http://d.hatena.ne.jp/UN64_RGB/20111211/1323588277

 第35話 EXA−DBについて
 http://d.hatena.ne.jp/UN64_RGB/20120610/1339317151

 AGEデバイスと救世主ガンダム
 http://d.hatena.ne.jp/UN64_RGB/20120620/1340200432

 地球圏のコロニーについて、そしてミラーが曲面の理由
 http://d.hatena.ne.jp/UN64_RGB/20120702/1341230072