第24話 ゼイドラの出没位置について

【野生のゼイドラでは、ないだろうな…】
 ゼイドラが湖に隠れていた理由はあの
 コロニー「ソロンシティ」が裏でヴェイ
 ガンに支配されており、秘密活動に
 都合が良いようにあちこち改造されて
 いた。

 連中はMSの搬送と秘匿場所を
 兼ねて、工業用水路や水路を秘密ルート
 として利用できるようにしていた。

 普段はそこを経由して外壁の資材搬入口
 から出入りしてる。今回はそのルートで
 侵入した

【新型タイプのコロニー】
 ファーデーンやエンジェルとは違う
 デザインのコロニー、しかも工業地帯から
 煙がそのまま排出されてもOKらしく
 重工業向けに特化したコロニーのようだ。

 テクノソロン社自体がしっかりとした
 地球系の企業かどうかも怪しい所だが
 このままフェードアウトしそう。

 ヴェイガンが地球圏で物資の補給、必要な
 機材の調達や製造を行うためのダミー会社
 として用意した。という展開はあるのだろ
 うか?一見すると地球人が社長だけど、実は
 大本の出資者はヴェイガンだったとか・・・

 火星は物資不足だ。しかし技術はある。
 なら表向きは民間の重工業メーカーとして
 地球圏で起業して秘密の拠点を得るのも
 ありとは思う。

 あのコロニー自体がフリット編のどこかで
 建造されて、その建造にはヴェイガン側
 が大きく関与していた。連邦政府の役人を
 買収したり、そもそも戦乱の継続を望んだ
 誰かが協力したのかもしれない。
 考えようは色々あるけどやっぱこのまま
 フェードアウトかなぁ…。

【浸透作戦の一環?】
 フリット編以降、要塞を根城にするのは
 難しいだろう。手口が一度ばれた以上は
 これは使いにくい。連邦の艦隊が怪しい
 場所はマークするだろうし、似たような
 廃棄要塞は爆破処分の対象になるはず。

 それとは別にイゼルカントの計画自体が
 長期的な事から、内紛誘発などの工作
 以外に地球連邦内部に活動拠点を築く
 のは至って自然な流れか。

 それこそ連邦軍内部や政府、一般社会
 に工作員を潜り込ませて情報取得や
 ヴェイガンに有利なように働きかける
 のは良い手だろうし。

 ただアセム編のビッグリングはヴェイガン
 のスパイ狩りは徹底されていると思う。
 フリット司令はアンバット戦でギーラ
 による工作活動を知った身だ。
 第二第三のスパイがいると警戒し、調査
 は行っているはず。
 
【あと】
 あのコロニーだけ「シティ」ってついてる
 のか?企業名と関係あるっぽいし他と
 行政管区も違うのか?

 戦時下なのに連邦軍も駐留してないし…