ヴェイガンの工作員パイロットとアセムの差
【ドラドのパイロットの技量】
あのヴェイガンのパイロット、ダズ・ローデンは教本通りの戦いしか
できない技量と見受けた。これは損傷した腕を投げ捨てたシーン。
熟練者なら確実にガンダムへ投げつけて自爆装置による爆発を
目くらましに利用すると思う。そこへ一歩踏み込めない、並みの
兵士だから予想外のスチームで混乱して一撃貰ってしまった。
【アセムのパイロットセンス】
アセムはMSクラブでプチモビ?の操縦を行っていたけど、これはコンピュータ
のサポートが未完成であり、その性能が民生品未満なのは確実。ドラム缶
を掴む動作や歩行は操縦者の技量に強く依存する事になる。これが結果的に
不測の事態への対処、センサーに頼らない操縦、状況に合わせ柔軟に対処する
事に慣れる結果に結びついたと思う。
(それが活かされたのが二度にわたるヴェイガンとの戦闘シーン)
【アセム編1〜2話は彼の得意分野お披露目?】
そんな感じでヴェイガンのパイロットとアセムは対の関係になる。教本vs独学
と言った感じ。二世代目のアセムは開発スキルより操縦スキルの方が高いのだ
ろうね。(フリットも独学だけど戦いかたはよりスマートになってるっぽい)
※事前にレクチャーは受けている
【あの白い煙はよくわからないが】
先にスチームと書いた理由は、展開に準備時間が必要、約18mのMSを楽に
隠せる規模なので、ただの霧を出したのではなく加熱した水を一気にミスト状
で散布したものと解釈。高温高圧で一気に散布して周囲を水蒸気で包み込
み敵パイロットの意表を突くのが狙いと思われる。
無人機なら冷酷にレーダーと熱源センサを元に行動するが、人間なら突然周囲が
真っ白に包み込まれたとなると混乱する。立ち止まるか、直前の状況を頼りに
攻撃するか、一旦スチームの外に出るか。そこが彼の運命の分かれ道