第45 進化するシド

 ゼハートとアセム(アッシュ)の共闘により、シドの
 一時的な撃退に成功する。しかしEXA-DBの完全破壊
 には至らず、漂流するDBとシドは接触してしまった。

 このままだと今回の状況を打開できるよう、シドは
 自己改造を行うことになる。それが現在のOPで
 見えるシルエットの正体なのだろう。

 なおアセムの回想は外伝漫画とは違う。実際には
 ビシディアンの次期キャプテンウィービックと
 遭遇。シド撃破のために一時共闘し、あの
 漂流船がいる宙域で死闘を繰り広げている。
 またシドはアニメと漫画では武装に違いがあり、
 追尾式ビームは漫画に登場しない。一方漫画版
 には小型シドが無数(計測不能)に存在するなど、
 この両作品は厳密には一致していない。

 他にも漫画版シドはモノアイのカラーが赤、ビーム
 の色が黄色だったりする。何かの複線なのだろうか?

 EXA-DBを収めている空間の景観が違うように見える。
 アニメ版だと一本道の坑道を抜けた先にDBを収めた
 シャフトがあったが、漫画版だと入り組んだ坑道の
 先に大きな空間がある。ここに巨大な建物があり、
 中にDBとコールドスリープ装置があった。
 しかも明確なエアロックが無いにも関わらず空気が
 満たされており、ヘルメットを取っても大丈夫な
 場所であった。(尺の都合で省略されたのか?)

 もしこの違いが意味のある複線だとするならば
 ガンダムペディアで言及されたEXA-DBサブユニット
 が浮かび上がる。あの解説を聴く限り、EXA-DBは
 複数存在しているはず。今回発見されたものはその
 うちの一つであり、まだ未発見のEXA-DBが存在して
 そこにもシドがいるのかもしれない。

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 第44話 レギルス対シドについて
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