ディアンフォンロイド大佐とウルフ、そしてディーヴァについて

 ディーヴァの艦長ディアンフォンロイド大佐は
 第二話でグルーデックに監禁されてそれっきり
 である。そんなもう誰もが忘れてそうな人に
 ついて…。

 彼の立場とディーヴァを指揮してた理由は
 かなり謎だ。MS部隊もろくに積まず、ウルフが
 一人いるだけ。そんな彼も正規クルーやMS部隊
 の同僚を心配しない。
 ※もう十ヶ月近く前の話しなので、こっちが
  忘れているだけでウルフは心配していたかも
  しれないが
 ※小説版ではMS隊がいる。だがノーラ襲撃に際して
  迎撃に出てそれっきり

 大佐の制服もどういう訳か一人だけイエローを
 基調としており、かなり目立つ。
 艦の妙な状況などを踏まえると、彼は連邦軍
 技術仕官。それも新型戦艦開発プロジェクトを
 任されている人物なのかもしれない。

 そう考えると、ディーヴァは新造戦艦という触れ
 込みでもあったし。ノーラへの航海は公試運転
 の一環だったのだろう。武器公試も兼ねたノーラ
 への旅が終われば、MS運用システムの確認の
 ためにMS一個小隊が配備される予定だった。
 (AGE1やジェノアス用の空きハンガーから推測)

 ウルフはその担当責任者であり、たまたま先に
 着任していただけなのかも。だから同僚の安否を
 気にしなかった。初めからMS隊が未配備だった
 からだ。しかもそのMS隊は初めて編成される
 もので隊員の顔合わせすら済ましていなかった。
 ※ウルフの性格からしてディーヴァの帰港を待たずに
  自分からウルフカスタムで乗りつけたのかもしれない。
  時間が余っているから筋力トレーニングして、ヒーリ
  ングスリープで眠って第三話に至るとかね。
 ※彼がこの任務に抜擢されたのはMSレーサーとしての
  腕前が評価されたためで、ディーヴァに搭載される
  新型カタパルトの性能チェックやMS小隊の機動
  戦術データを収集するためのテストパイロット
  として必要とされた。

 ※ディーヴァはオートメーション化が進んでいる
  ようで、かなりの少人数で運用可能な模様。
  現代のように艦橋、CIC、機関などに運用要員を
  分散配置する必要が無いらしく。艦橋から全てを
  コントロールしている。

  無人化が困難なMS整備部隊、ダメージコントロール
  のための応急班だけは人が必要っぽい。

 ※思えば第二話でグルーデックのハッキングでデータ
  を書き換えるシーンに彼の詳細なプロフィールが
  映っているかもしれない。もっとも録画してなかった
  頃なので確認のしようがない