ファーデーン編までに見るUE(アンノウン・エネミー)について思った事まとめ(1)

【UEの行動について】
 ・エンジェルは完全破壊したが、14年後のノーラまで大規模な
  破壊活動は無かった。人的被害も避けるかのように人口密集地
  を狙わない。その一方で法則性を持った活動を行っている。

  →1話ニュース映像で映るエンジェルかオーヴァンの望遠映像
   で映る火急は何か?脱出艇への攻撃か、防衛隊の抵抗か?
   この記録映像を誰が撮影したのか。
  →民間船舶の蒸発事件をUEの犯行と断定して『軍による捜索』
   ではなく『捜査』を始める連邦。世間は宇宙人扱い。
  →コロニー間の往来の危険性は低いのか軍による護衛はない。
   UEによる通商破壊は無い模様。
  →UE襲撃の法則性が発見できるだけのサンプリング可能。
  →クラスメイトの発言
  →グルーデックの発言 「天使の落日が繰り返される」
   フリットの故郷オーヴァンへのコロニーデストロイヤー使用
   は無く被害は小規模にとどまった?
   (彼にとってエンジェルが特別だから思わず出た言葉でもあるか…)

 ・OPのナレーション、エンジェル崩壊で映るガフランタイプ。
  →本編の時点ですでに約14年運用済み?マイナーチェンジは
   あったのか?この間にバクトなど新型機がロールアウト?

 ・コロニーの弱点であるエネルギープラントを攻撃しない。その一方
  で基地は狙えるのである程度の情報を得て、何かしらの目的に沿っ
  た破壊活動を行う。
  →二話ミレースの疑問

 ・ガフランの色違い
  →配下のノーマル機と同様に動きが良い。ノーラ以降は見かけない

 ・ガフラン撃破後の行動変更
  →UE初撃破をカモフラージュ、ないし事実の印象を薄めるために
   コロニーデストロイヤーによるコロニー破壊を実行したよう
   に見える。

 ・UEの天敵であるガンダムを放置
  →ガンダムの情報は収集したのに、破壊は重視せず放置する。
   一機目の損失時点では追撃の意思はあったが、リーダー機の
   静止により諦めた。ガンダムを収容したディーヴァへの
   積極的な攻撃がすぐに行われなかった事から、体勢立て直し
   を目的とした一時撤退の意味では無かった模様。

   約七日後のファーデーンでUE側と思われるデシルが
   ガンダムを強奪してその性能を実戦で試している程度に留
   まっており、UE側による積極的な破壊や鹵獲行動は見られない。

   ただしこれはガンダム(ノーマル)の性能に対する表面上の評価
   から大したリスクがないと判断されたにすぎない。
   この機体が既存MSと違い、進化と称する大規模アップデート
   による根本的な性能底上げが可能な事を見落としているので
   タイタスやスパローとの交戦以降、UE側は評価を改めたと
   思われる。それがファーデーンへ大規模攻撃(第10話)を
   行った理由かもしれない。

 ・ガンダムへの評価と行動
  →ノーラ、ファーデーン(デシルによる強奪時点)
    軍事MSとしては出来そこないのジェノアスを脱した
    程度の本格的な戦闘用MS。ガフランで一対一はまずいが
    戦術次第で対処は可能。またドッズライフルに対抗できる
    バクトや高性能機ゼダスも控えているので問題なし。

  →ファーデーン(タイタス登場以降)
    度重なる戦闘からガンダムの全容が明らかになり
    柔軟なオプションパーツによりUE側の上位機種
    に対抗が可能と判明。ここで初めて問題ありと判断。
    本格的なガンダム及び関連設備を積んだと思われる
    ディーヴァへの攻撃行動に移る?

    しかし時間的猶予を与えたため、ディーヴァ側の戦力
    が拡充されており、これに加え共闘軍というイレギュラー
    もありUE側は大損害を被り本拠地への撤退に追い込まれた?

 ・ノーラにおける襲撃目的
  →コロニーデストロイヤーなる戦略兵器や先進的MSを多数保有
   するのにあえてコロニー内へ侵入し、市街地や基地に着陸して
   破壊活動を行う。住民抹殺が目的ではなく、侵略者・生存を脅
   かす驚異の啓示行為。

   これまで中央政府を攻撃せず、占拠もしない。そして政治的要求
   も行わない。地球連邦という国家体制に対する致命的な攻撃が無
   い辺りUEは平和な時代に『戦場』を人工的に作りだす事が
   目的だった?

   あとは連邦政府への市民の不信、不満を煽るため?

 ・ゼダスの不可解な行動
  →後方待機だったゼダスが動いた理由は、その行動から見ると
   あくまで増援ではなく。UEへ対抗出来たMS『ガンダム
   と一戦交えたいだけだったと思われる。

   コロニー脱出作戦が始まった後はUE側からすると、この
   目標の足取りは途絶えている。そのためまずは母艦らしき
   ディーヴァに、次に軍事基地へ攻撃を仕掛け。ガンダム
   おびき出そうとしたと考えられる。

   その後の交戦でガンダムが身を呈してコアを守ろうとした事から
   撤退する。丸腰となったガンダムの撃破、ディーヴァの撃沈を
   実行しなかった事から、UEが軍備を持ちながら、軍事的な
   組織系統で動いてる訳ではない事を示唆している?
   (ディーヴァはともかく丸腰のガンダムを軍隊が見逃す理由は無い)

 ・連邦の極秘情報ではコードネームがあるUE
  →ガンダムペディアの解説で明かされているが、軍事機密にアクセス
   出来たグルーデックはこの件を知っているか?